odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2011-06-01から1日間の記事一覧

小酒井不木「恋愛曲線」(ちくま文庫) 私小説全盛時に、読者の予想を裏切り、一気に奈落に突き落とすトリッキーな小説を書いて絶賛された。

この人の小説を読むのは、別冊幻影城の特集(高校生)と創元推理文庫の日本探偵小説集第1巻(20代)に続いて、3回目。代表作の「恋愛曲線」は何度読んだことか。 ぼくがはじめてよんだ「小酒井不木」。 この作者は、日本の探偵小説、ミステリーの最初期…