odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2012-12-25から1日間の記事一覧

ハーバート・ブリーン「真実の問題」(ハヤカワポケットミステリ) マッカーシー旋風が収まったころに、正義を追求するために不幸になることを受け入れるか葛藤する。

この作家は、第1作「ワイルダー一家の失踪」(ハヤカワポケットミステリ)を読んでいた。都筑道夫によると「イギリス趣味のないカー」であって、たしかこの一家の主人(というか家長)が次々と不可解な状況で失踪していくという話であった。アメリカ南部あた…