odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2016-06-23から1日間の記事一覧

ローレル・ファーイ「ショスタコービッチ」(アルファベータ)-1 20世紀の新資料で、障害も作品も謎めいた作曲家を検討しよう。

ショスタコーヴィチのわかりにくさは、音楽作品のあまりの多面性(初期と晩年でずいぶん違うし、大規模作品と室内楽でも異なる)があるほか、友人にすら本心を明かさないかたくなさがあって、一方ソ連の社会主義リアリズムのスポークスマンでもあって……という…