odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2018-04-26から1日間の記事一覧

中川右介「カラヤンとフルトヴェングラー」(幻冬舎新書) 大衆人気を使ってわがままだった二人のカリスマ指揮者の確執。

自分がフルトヴェングラー関連の本を集めたのは1980年代。フルトヴェングラーは没後30年たったころだが、カラヤンとチェリビダッケは存命中。本書の言葉をつかえば、カラヤンはフルトヴェングラーをその死の後に追い出したのだが、その幻に脅かされていた時…