odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2018-11-02から1日間の記事一覧

伊藤計劃×円城塔「屍者の帝国」(河出文庫)-2 生と死の境目があいまいなのに区分をつけることは共同体の内と外を分けること。外を排除する理屈の始まり。

2018/11/01 伊藤計劃×円城塔「屍者の帝国」(河出文庫)-1 2012年の続き この作品のみそは、生者と屍者と死者がいて、生者は死ぬことができるが、霊素をインストール(舞台は1880年前後というのに、21世紀の意味を持つ言葉が説明抜きで登場するのは疑問)す…