odd_hatchの読書ノート

エントリーは2600を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2021/9/25

科学史

吉岡斉「科学革命の政治学」(中公新書)

1987年の新書。筑波科学博などというイベントがあったり、日本的経営システムが優秀だと論じられたり、超伝導や遺伝子組換、PCなど科学技術が社会をばら色に変革するという夢が語られたりした時代の著作。200ページちょっとの小冊子でありながら、中身の濃い…

中村禎里「日本のルィセンコ論争」(みすず書房) 追記 2012/6/7

ソ連の「科学者」ルイセンコは1930年代にスターリンの知己を得て、国家的な遺伝学ならびに育種学の中心となり、彼の学説に基づく品種改良や農業生産がおこなわれた。彼の主張する遺伝学は、(1)獲得形質の遺伝、(2)細胞全体が遺伝体である、(3)進化…