odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2011-12-12から1日間の記事一覧

チャールズ・ライク「緑色革命」(ハヤカワ文庫) サマー・オブ・ラブ時代に先進国で起こった若者・学生の変化を認識しようとする試み。意識の革命が国家を廃絶する。

原著1970年。すぐに邦訳されて当時の学生たちに多く読まれたらしい。真崎守「共犯幻想」で主人公の一人がガサ入れされる直前に、資料を整理するという場面で、彼女の所有する本にスーザン・ソンタグ、吉本隆明といっしょにこの本があった。文庫化は1983年。…