odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

ウィリアムスン夫人

A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社)-2 控えめな女性に一目ぼれした青臭い男性が一途に追いかける。三角関係やライバルが出現してもなんのその。

A.M.ウィリアムソン「灰色の女」(論創社)を10年ぶりに読み直し。 2011/05/11 A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社) まず、登場人物表。ウィリアムソン「灰色の女」は、明治と昭和に黒岩涙香、江戸川乱歩によって翻案された。舞台や人名を変えているの…

A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社)-3 象徴的な「死と再生」の儀式を経た青年は迷わない。怪物を退治して名声や愛や富を獲得する。

2011/05/11 A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社) 2018/02/16 A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社)-2 1899年 続いて後半。テレンスくんの大冒険が始まる。 第3部(第20から24章まで): ミス・トレイルが怪しげな男と話をしている。テレンスは尾…

A.M.ウィリアムソン「灰色の女」の映画、出版に関する情報まとめ

英語版のwikiには作者Alice Muriel Williamsonのページができていた。 A. M. Williamson - Wikipedia 「A Woman in Grey」はペーパーバックで出版されたらしい。 https://www.amazon.co.jp/dp/1241205671 itunesでも読めるらしい。 ‎A Woman in Grey. [A tal…

A.M.ウィリアムスン「灰色の女」(論創社) 黒岩涙香「幽霊塔」の原作はゴシックロマンスとミステリのアマルガム。「灰色」が持つ複数の意味に注意。

アモリー家に伝わる由緒ある屋敷、ローン・アベイ館。一族ゆかりの屋敷を下見に来たテレンスは、屋敷の時計塔で謎の美女コンスエロと出会う。婚約者ポーラよりもコンスエロの美しさに惹かれるテレンス。だが、それは次々と起こる奇怪な出来事の幕開けだった……