odd_hatchの読書ノート

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三島由紀夫

三島由紀夫「仮面の告白」(新潮文庫)

10代後半から20代前半の作曲となると、モーツァルトはもとより、ロッシーニ、シューベルト、ショパン、メンデルスゾーン、ビゼー、ブラームス、グリーグ、カリンニコフ、プロコフィエフ、ショスタコービッチなどそうそうたる名前と作品がすぐに浮かぶ。…

三島由紀夫/東大全共闘「討論 美と共同体と東大闘争」(角川文庫)-2

三島由紀夫/東大全共闘「討論 美と共同体と東大闘争」(角川文庫)-1 さてこちらでは全共闘の側。 ほかのエントリーでも説明したように、全共闘運動は政治革命、文化革命、存在革命の3つを志向する。そのような志向と国家の廃絶という一点で、三島由紀夫と全…

三島由紀夫/東大全共闘「討論 美と共同体と東大闘争」(角川文庫)-1

一時期、全共闘関係の本は目の着く限り集めてきたが、これはもっていなかった。角川文庫で出版されていたのに驚いた(2000年刊)。1980年代半ばに全共闘ブームというのがあって、そのときにこの討論会の録音がカセットで販売されたという記憶がある。相当に高…

三島由紀夫「潮騒」(新潮文庫)

昨日取り上げた「ダフニスとクロエー」をこの国に移植したものはなんだろうと考えて、この作品を取り上げることにする。もちろん、初出当時からこのことは指摘されていたのであって、とくに目新しい意見ではない。 いくつか釈明をしておくと、以下を書いたの…