odd_hatchの読書ノート

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西村京太郎

西村京太郎「名探偵に乾杯」(講談社文庫)

1976年の初出の名探偵シリーズ第4作。 名探偵はいかに老後を過ごすべきかに悩む明智小五郎。小林少年も腹の出た中年になり、美泳子という20歳過ぎの娘がいるくらい。おりしもポアロ死去の報がとどき(「カーテン」1975年)、憂鬱は深まる。そこで、ポアロ招…

西村京太郎「名探偵も楽じゃない」(講談社文庫)

1973年初出の名探偵シリーズ第3作。 冒頭に名探偵待望論というのが書かれていて、実際に当時の探偵小説作家の間で論争があったのではなかったかな。都筑道夫のエッセイでその模様を書いていたのがあるが、どの本にあったのかもタイトルもわからない。まあ、…

西村京太郎「名探偵が多すぎる」(講談社文庫)

明智小五郎が世界の名探偵(クイーン、ポアロ、メグレ夫妻)を別府温泉に招待した。神戸から別府に行く夜間フェリーに乗っていると、アルセーヌ・ルパンが乗船しているのがわかる。彼は世界の名探偵に挑戦するというのだ。運の悪いことに宝石商が時価一億円…

西村京太郎「名探偵なんか怖くない」(講談社文庫)

1971年初出の名探偵シリーズ第1作。 大富豪の佐藤大造氏が、世界の名探偵4名を自宅に招待した。アメリカのエラリー・クイーン、イギリスのエルキュール・ポアロ、フランスのメグレ警部、日本の明智小五郎(当時、江戸川乱歩以外は存命)。府中で起きた三億円…