odd_hatchの読書ノート

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東野圭吾

東野圭吾「名探偵の掟」「名探偵の呪縛」(講談社文庫)

サマリーを書くのは面倒なので、このサイトを紹介して終了。 higashinokeigo.net ステロタイプなキャラクターがステロタイプな登場人物を相手にステロタイプな「本格探偵小説」向きに設定された事件をステロタイプな謎解きをする。この国ではミステリーが大…

東野圭吾「ダイイング・アイ」(光文社文庫)

「雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎介が交通事故で死なせた女性の夫だった。怪我の影響で記憶を失った慎介が事故について調べ始めると、周囲の人間たちは不穏な動きを見せ始める。誰が嘘をつき、誰を陥れようとしているのか…

東野圭吾「夢幻花」(PHP文芸文庫)

「花を愛でながら余生を送っていた老人・秋山周治が殺された。遺体の第一発見者である孫娘・梨乃は、祖父の庭から消えた黄色い花の鉢植えが気になり、ブログにアップする。 それを見て身分を隠して近づいてきたのが、警察庁に勤務するエリート・蒲生要介。ふ…

東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(角川文庫)

2012年、悪事を働いた若者3人組が、廃屋に逃げ込む。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨屋。廃業して無人の店内に、郵便口から手紙が投函される。その手紙は悩み相談だったが、どうも昔の時代のものらしい。なにしろインターネットもケータイも知らな…

東野圭吾「禁断の魔術」(文春文庫)

湯川とかいう物理学の准教授のもとに、高校生がやってきて、部員獲得のためのデモンストレーションのアイデアを相談する。数回打ち合わせをしたあと、連絡はなくなったが、突然刑事がやってきて、高校生のことを教えろという。聞くと、高校生は行方不明、そ…

東野圭吾「マスカレード・イブ」(集英社文庫)

2014年8月に刊行された。この年の夏には、「マスカレード・ホテル」と本作「マスカレード・イブ」の大々的なキャンペーンがうたれ、どうやら売れているよう。販促や宣伝の事情はよく知らないが、入手したので読んでみた。 「マスカレード・ホテル」の主人公…

東野圭吾「マスカレード・ホテル」(集英社文庫)

ホテルの主要スタッフが呼び出され、警察が内密に潜入捜査をすることになった、ついては各部署に数名の警官が配置されるから、君たちはホテルマンとしての教育をするようにと命じられる。このとたんに、筒井康隆「富豪刑事」連作の「ホテルの富豪刑事」、都…

東野圭吾「パラドックス13」(講談社文庫)

ある日あるとき、上から13時ちょうどから20分まで行動を控えろという指示が下りてきた。おりから暴力団だかやくざの一斉検挙の突入時刻。躊躇する警視庁グループの前で、所轄の巡査が突入してしまった。追いかけて止めようとしたところ、相手は発砲。その直…

東野圭吾「プラチナデータ」(幻冬舎文庫)

何度も自分に「考えるな、感じろ」と言い聞かせながら読んだ。 DNA解析技術が大進歩し、遺留品からDNAを採取すれば人の形質(外見、身体的特徴、遺伝的疾患など)がプロファイリングできる(すごく強い遺伝子決定論だな、おっと考えるな、感じろ)。そのうえ…

東野圭吾「虚像の道化師 ガリレオ7」(文芸春秋社)

帯には「ガリレオシリーズ最新刊」と書いてあるが、いったいなんのこっちゃ。そんなタイトルのTVドラマがあるらしいのを新聞のTV欄でみたことがあるから、たぶんそれなのだろう。不可解な事件があって、捜査に行き詰まった警察官が大学の物理学教授の助けを…