レイ・ブラッドベリ
2012/06/08 レイ・ブラッドベリ「たんぽぽのお酒」(晶文社) 2012/06/09 レイ・ブラッドベリ「ハロウィーンがやって来た」(晶文社) 2012/06/11 レイ・ブラッドベリ「火星の笛吹き」(徳間文庫) 2013/04/26 レイ・ブラッドベリ「何かが道をやってくる」(…
続けて「歌おう、感電するほどの喜びを!」収録分から。 吾は歌う、この身の充電するまで! ・・・ 母を亡くしたあと、子供たちはある広告を見つける。「電子お祖母ちゃん」! 13歳のトムと11歳のティモシーはすぐにお祖母さんになつくが、末っ子のアガサはど…
原題は「I Sing The Body Electriv!」。初出は1980年代初め。サンリオ文庫は520ページもあるぶっとい文庫で、ハヤカワ文庫で再販されたときは「キリマンジャロ・マシーン」と「歌おう、感電するほどの喜びを!」の2冊に分けられた模様。ハヤカワ文庫版はもっ…
1984年出版の短編集。1920年生まれのブラッドベリ雌伏の時代で、片端から書き飛ばしたもの。ここでは犯罪、サスペンス、ホラー小説を収録。作者24-28歳の若書き。この時代、作家は年長の女性SF作家リー・ブラケットの指導を受けて、たくさんの短編をパルプ・…
ジムとウィルは隣同士の仲良し。ジムは10月31日午後12時の1分前に生まれ、ウィルは1分後に生まれるという奇運のために兄弟のようなのだ。現在は14歳になる直前。微妙な年齢だな、本人は大人の仲間入りのつもりで、はた目には子供とかわらず、無鉄砲で、臆病…
ブラッドベリ・ファンの仁賀克雄さんがパルプマガジンから集めた本邦未訳の短編を独自に編んだ。1920年生まれのブラッドベリ雌伏の時代で、片端から書き飛ばしたもの。 火星の足跡1949 ・・・ 火星で二人だけ取り残され、地球に帰るあてもない。あるとき女の…
ハロウィンの朝、12歳のトムは友人7人と連れ立って、もっとも少年らしい少年ピプキン(パンプキンなんだろうな)を迎えに行く。いつもは元気溌剌のピプキンは調子が悪い。後から来るというので、町外れの古めかしい館で肝試しをしようとする。「Trick or tre…
【ロサンゼルス=西島太郎】AP通信によると、米国を代表する作家、レイ・ブラッドベリさんが5日、カリフォルニア州ロサンゼルスで死去した。 91歳だった。死因は明らかにされていない。 1920年イリノイ州生まれ。SF、怪奇、幻想小説など幅広い作…