odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2019-09-24から1日間の記事一覧

宇井純「続・現代科学と公害」(勁草書房) 技術者・医師による実践運動の記録。市民・住民・大衆の関心や応援のあるなしが成否をわける。

「民衆のための科学」という考えがでてくる。大学などの研究者・専門家が体制の側に立って代弁者になる状況で、科学者はどういう研究をするべきか。それにこたえようという考え。本書収録の講演のうち最初のみっつは、そういう実践をしてきた人の報告。成功…