odd_hatchの読書ノート

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2021-03-05から1日間の記事一覧

林健太郎「両大戦間の世界」(講談社学術文庫)-1 WW1はオランダ・ベルギー・フランスの西部戦線と、ポーランド周辺の東部戦線と、ギリシャ・セルビアのバルカン戦線の3つが主要な戦場。戦後復興に差が出た理由。

原著は1966年(ということは1913年生まれの林健太郎が53歳の時の著作)。1976年に講談社学術文庫に収録。もとは文芸春秋の「大世界史」第22巻。この後に1930年代を書いた本があるので、記述は1933年まで。多くの戦間期の本は1933年のナチス政権以後にフォー…