odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2011-12-07から1日間の記事一覧

小田実「何でも見てやろう」(河出書房新社) 1957年に、西洋、貧困、知識人を考えながら、一日一ドルで暮らす貧乏旅行を決行。

終わりのところに、この国のインテリが外国とどのように向き合ってきたのかのをある種世代論的に語っている。分かりやすい図式なので、それを書くと、大雑把に明治維新から現在(1960年)までを第1、2、3の3つの世代にわける。最初の世代は、まあ、明治生…