odd_hatchの読書ノート

エントリーは2400を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2020/10/13

児童文学

佐々木邦「苦心の学友」(少年倶楽部文庫)

昭和2年(1927年)から少年倶楽部に連載された少年小説。 大蔵省勤めの父をもつ内藤正三少年は成績優秀、素行優良ということで、花岡伯爵家に乞われて三男・照彦のご学友になることになった。それまで家庭教師をつけて家内で教育していたが、このたび中等学…

佐々木邦「いたずら小僧日記」(新学社文庫)

1883年(明治16年)生まれの作者26歳の第1作。ほぼ無名の作家でありながら、1909年に内外出版協会で出版されたという破格な扱い。「A Badboy's Diary」なる無名氏の作品を翻訳したとの由。なるほど、主人公である太郎の家では舞踏会を催し、朝はパンとバター…

シャルル・ペロー「長靴をはいたねこ」(旺文社文庫)

シャルル・ペローが書いた童話8編と韻文3編を収めた。今回は旺文社文庫で読んだが、現在絶版。訳者を変えて岩波文庫ででている。内容は同じ。 散文童話は以下の8編。 ●眠れる森の美女 ●赤ずきんちゃん ●青ひげ ●ねこ先生または長靴をはいたねこ ●仙女 サンド…

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」(岩波文庫)

昭和10年に山本有三らといっしょに編集した「日本小国民文庫」の一冊。のちに(1960年代)、ポプラ社で復刻されている。たぶん小学生のときに読んだとおもうのだが、記憶は定かではない。しっかりと読んだのは岩波文庫に収録された1982年のとき。今回は約30…