odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

書類を楽に並べ替える「基数ソート」法

黒木玄先生のツィートを引用。これは便利だ。

黒木玄 Gen Kuroki on Twitter: "提出物を学籍番号順に並べるときに、紙束の山を10個作るスペースがあるなら基数ソート http://t.co/f5evnpC3 が便利。全学授業の教員控室に行くと大抵の場合誰かが紙束のソートの作業をやっている。ぼくは「もっと楽な方法があるのに!」と思っていても黙っている悪い人。" / Twitter
提出物を学籍番号順に並べるときに、紙束の山を10個作るスペースがあるなら基数ソートが便利。全学授業の教員控室に行くと大抵の場合誰かが紙束のソートの作業をやっている。ぼくは「もっと楽な方法があるのに!」と思っていても黙っている悪い人。

黒木玄 Gen Kuroki on Twitter: "基数ソートの例。[67,37,21,23,63,33]→1の位で分類→[21][23,63,33][67,37]で山が3つ→重ねる→[21,23,63,33,67,37]→左から順に10の位で分類→[21,23][33,37][63,67]で山が3つ→重ねる→ソート終了。" / Twitter
基数ソートの例。[67,37,21,23,63,33]→1の位で分類→[21][23,63,33][67,37]で山が3つ→重ねる→[21,23,63,33,67,37]→左から順に10の位で分類→[21,23][33,37][63,67]で山が3つ→重ねる→ソート終了。


<追記 2020/5/18>
受け取った書類をある順序に並べかえるという作業はビジネスその他の業務でも頻繁に発生しますが、書類の並べ替えはお勧めしません。管理できるのは100枚くらいまでで、それを超えると管理できなくなります。
提出日(到着日)が複数あると、その都度並べ替えが発生してミスが起こります。

ではどうするか。

書類の管理
提出日(到着日)ごとに提出(到着)順にファイリング
1.提出順に並べて、シリアル番号になるナンバリングを打つ。
2.ナンバリングの順番でファイリング。
(表紙や背にナンバリングの最初と最後の番号を記入)
3.提出日(到着日)ごとに先頭の書類にタグラベルか付箋を貼って日付を記入

データベースの作成
1.日付、ナンバリング、書類情報(上記の例なら学籍番号、申込書番号など)を入力
2.その他の必要な管理情報(テストの採点とか購入商品、金額とか)を入力
3.並べ替えはデータベース上で。
4.書類を探すときは、書類情報(学籍番号、申込書番号など)で検索
 →提出日とシリアル番号をメモ
 →ファイルにあたって現物を探す

ひと月に10万枚の書類を受け取り、そのファイルが数年分あり、そこから一枚の書類を探す作業をしていました。そこからできた最適な業務方法です。

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