odd_hatchの読書ノート

エントリーは2400を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2020/10/13

PKD フィリップ・K・ディック INDEX

<短編>
2018/10/04 フィリップ・K・ディック「地図にない町」(ハヤカワ文庫)
2018/10/02 フィリップ・K・ディック「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック I」(サンリオSF文庫)
2018/10/01 フィリップ・K・ディック「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック II」(サンリオSF文庫)
2018/09/28 フィリップ・K・ディック「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック III」(サンリオSF文庫)
2018/09/27 フィリップ・K・ディック「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック IV」(サンリオSF文庫)
2018/09/25 フィリップ・K・ディック「ウォー・ゲーム」(朝日ソノラマ文庫)
2018/09/24 フィリップ・K・ディック「悪夢機械」(新潮文庫)
2018/09/21 フィリップ・K・ディック「模造記憶」(新潮文庫)
2018/09/20 フィリップ・K・ディック「人間狩り」(ちくま文庫)
2018/09/18 フィリップ・K・ディック「ウォー・ゲーム」(ちくま文庫)
2018/09/17 フィリップ・K・ディック「ウォー・ベテラン」(現代教養文庫)
2018/09/14 フィリップ・K・ディック「永久戦争」(新潮文庫)
<長編>
2018/09/13 フィリップ・K・ディック「宇宙の操り人形」(朝日ソノラマ文庫) 1957年
2018/09/11 フィリップ・K・ディック「偶然世界」(ハヤカワ文庫) 1955年
2018/09/10 フィリップ・K・ディック「ジョーンズの世界」(創元推理文庫) 1956年
2018/09/07 フィリップ・K・ディック「虚空の眼」(サンリオSF文庫)-1 1957年
2018/09/06 フィリップ・K・ディック「虚空の眼」(サンリオSF文庫)-2 1957年
2018/09/04 フィリップ・K・ディック「いたずらの問題」(創元推理文庫) 1955年
2018/09/03 フィリップ・K・ディック「小さな場所で大騒ぎ」(晶文社) 1985年
2018/08/31 フィリップ・K・ディック「時は乱れて」(サンリオSF文庫) 1959年
2018/08/30 フィリップ・K・ディック「戦争が終り、世界の終りが始まった(ジャック・イジドアの告白)」(晶文社) 1975年
2018/08/28 フィリップ・K・ディック「高い城の男」(ハヤカワ文庫)-1 1962年
2018/08/27 フィリップ・K・ディック「高い城の男」(ハヤカワ文庫)-2 1962年
2018/08/24 フィリップ・K・ディック「高い城の男」(ハヤカワ文庫)-3 1962年
2018/08/23 フィリップ・K・ディック「あなたを合成します」(サンリオSF文庫) 1972年
2018/08/21 フィリップ・K・ディック「火星のタイムスリップ」(ハヤカワ文庫) 1964年
2018/08/20 フィリップ・K・ディック「ブラッドマネー博士」(サンリオSF文庫) 1965年
2018/08/10 フィリップ・K・ディック「タイタンのゲームプレーヤー」(創元推理文庫) 1963年
2018/08/09 フィリップ・K・ディック「シミュラクラ」(サンリオSF文庫) 1964年
2018/08/07 フィリップ・K・ディック「去年を待ちながら」(創元推理文庫) 1966年
2018/08/06 フィリップ・K・ディック「アルファ系衛星の氏族たち」(サンリオSF文庫) 1964年
2018/08/03 フィリップ・K・ディック「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」(ハヤカワ文庫) 1965年
2018/08/02 フィリップ・K・ディック「ザップガン」(創元推理文庫) 1967年
2018/07/31 フィリップ・K・ディック「最後から二番目の真実」(サンリオSF文庫) 1964年
2018/07/30 フィリップ・K・ディック「テレポートされざる男」(サンリオSF文庫) 1966年
2018/07/27 フィリップ・K・ディック「逆まわりの世界」(ハヤカワ文庫) 1967年
2018/07/26 フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(ハヤカワ文庫)-1 1968年
2018/07/24 フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(ハヤカワ文庫)-2 1968年
2018/07/23 フィリップ・K・ディック「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」(ハヤカワ文庫)-3 1968年
2018/07/20 フィリップ・K・ディック「ユービック」(ハヤカワ文庫) 1969年
2018/07/19 フィリップ・K・ディック「ニックとグリマング」(筑摩書房) 1988年
2018/07/17 フィリップ・K・ディック「銀河の壺直し」(サンリオSF文庫) 1969年
2018/07/16 フィリップ・K・ディック「死の迷宮」(サンリオSF文庫) 1970年
2018/07/13 フィリップ・K・ディック「フロリクス8からの友人」(創元推理文庫) 1970年
2018/07/12 フィリップ・K・ディック「流れよ我が涙、と警官はいった」(サンリオSF文庫)-1 1974年
2018/07/10 フィリップ・K・ディック「流れよ我が涙、と警官はいった」(サンリオSF文庫)-2 1974年
2018/07/06 フィリップ・K・ディック「暗闇のスキャナー」(創元推理文庫)-1 1977年
2018/07/05 フィリップ・K・ディック「暗闇のスキャナー」(創元推理文庫)-2 1977年
2018/07/03 フィリップ・K・ディック/ロジャー・ゼラズニイ「怒りの神」(サンリオSF文庫) 1976年
2018/07/02 フィリップ・K・ディック「アルベマス」(サンリオSF文庫)-1 1985年
2018/06/29 フィリップ・K・ディック「アルベマス」(サンリオSF文庫)-2 1985年
2018/06/28 フィリップ・K・ディック「ヴァリス」(サンリオSF文庫)-1 1981年
2018/06/26 フィリップ・K・ディック「ヴァリス」(サンリオSF文庫)-2 1981年
2018/06/25 フィリップ・K・ディック「ヴァリス」(サンリオSF文庫)-3 1981年
2018/06/22 フィリップ・K・ディック「聖なる侵入」(サンリオSF文庫)-1 1981年
2018/06/21 フィリップ・K・ディック「聖なる侵入」(サンリオSF文庫)-2 1981年
2018/06/19 フィリップ・K・ディック「ティモシー・アーチャーの転生」(サンリオSF文庫)-1 1982年
2018/06/18 フィリップ・K・ディック「ティモシー・アーチャーの転生」(サンリオSF文庫)-2 1982年
<インタビュー・手記など>
2018/07/09 ポール・ウィリアムズ編「フィリップ・K・ディックの世界 消える現実」(ペヨトル工房) 1986年
2018/06/15 フィリップ・K・ディック「ラスト・テスタメント」(ペヨトル工房) 1985年
2011/12/13 フィリップ・K・ディック「我が生涯の弁明」(アスペクト) 2001年
<評論>
2018/06/14 サンリオ編集部「悪夢としてのP・K・ディック」(サンリオ) 1986年
2018/06/12 雑誌「銀星倶楽部」1989年5月「特集 フィリップ・K・ディック」(ペヨトル工房) 1989年
2018/06/11 雑誌「ユリイカ」1991年1月号「P・K・ディックの世界」(青土社) 1990年



 さて、PKDの小説のうち、1994年までに翻訳された長短編のすべて(単行本、文庫のみ)とインタビュー集、解説本などを読んできた。総数約50冊! いずれも入手直後に即座に読んだものだが、今回再読して、PKDはユニークであって、SFジャンルに深く入っていながら、SFジャンルが問題にしていないことも書いているのがわかった。
 いつものように自分の好みを書いておこう。
 まずは長編のおすすめ。
「虚空の眼(宇宙の眼)」
「戦争が終わり、世界の終わりが始まった(ジャック・イジドアの告白)」★
「火星のタイムスリップ」
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
「暗闇のスキャナー(スキャナー・ダークリー)」★

 読み直して高評価になったもの。
「あなたを合成します」★
「逆回りの世界」
「流れよ我が涙と警官はいった」
「ティモシー・アーチャーの転生」★

 できは悪いがけっこう読めるもの。
「時は乱れて」★/「アルファ系衛星の氏族たち」/「去年を待ちながら」/「銀河の壺直し」/「フロリクス8からの友人」

 世評は高いが、自分にあわなかったもの。
「高い城の男」/「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」/「ユービック」/「ヴァリス

 ★をつけたのは、主流小説。自分の好みはSFではなく、こちらにあるのがわかった。晩年(といって50代前半で亡くなったのだが)の神学関係のは好みにはならなかった。ちゃんとした研究書やPKDの伝記、関係者の証言などを読むと、彼の考えはとても奇妙なものであるのがわかるので。
 短編はどれでもOK。できるだけたくさん読むのがよい。