odd_hatchの読書ノート

エントリーは3000を超えているので、記事一覧よりもカテゴリー「INDEX」をご覧ください。2023/9/21

2020-08-25から1日間の記事一覧

アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」(ハヤカワポケットミステリ)-2 犯罪を放置できずに制裁を個人的に実行しようというのは「真犯人」の善ではあっても、社会の正義を実現したものとは思えない。

15年振りの再読。楽しんだ。前回の感想は、アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」(ハヤカワポケットミステリ) 8人の老若男女がインディアン島に招かれる。屋敷があり、執事とコックの夫妻がいる。合計10人が島にいる。最初のディナーのあと、な…